No.39 セレクトシリーズ ソルガレオ


【全国図鑑No.0791】【タイプ:はがね・エスパー】

アローラ地方の伝説のポケモンの一匹。

体内に莫大なエネルギーを有し、身体は光を放つ。

アローラでは「太陽を喰らいし獣」と呼ばれ崇められる。

ゲーム「ポケットモンスター サン」のパッケージを飾るポケモン。

発売日:2016年11月19日

価格:950円(税抜き)
元記事:「タガネのポケプラジャーニー」Report63

ポケプラビギナーズ つくろう!ポケプラソルガレオ




アローラ地方には、太陽と月、2匹の伝説ポケモンがいて・・・アローラ地方を見守っているともなんとも言うのかな。
ソルガレオはその一匹。・・・ではあるんだけれど、なんだか不思議なポケモンだ。

まず、伝説のポケモンにしては珍しく「進化前」が存在すると言うこと。
コスモッグからコスモウム、そしてソルガレオ(またはルナアーラ)へとダイナミックな変化を遂げる。
コスモッグが進化したオスとも言われているね。
また、額には第三の目が存在し、それを展開することでパワー開放形態・ライジングフェーズへ変化、別世界・ウルトラスペースへの突入を行うことも可能だ。



「ポケプラが戻ってくる!」 そう思わせてくれたあの時。

連番としてはNo.38(メガリザードンY)、セットとしても光輪セット、コンテストとしては'15秋の第4回ポケプラコンテストのあと、約1年にわたって公式からの発表その他はご無沙汰となります。
とはいえ、秋のホビーショー、初夏の静岡ホビーショーでの展示だけは継続。
「XY&Z」の再版が続く中、「ポケモンファン」ではその都度記事が組まれたりもしました。

夏には同誌でソルガレオ・ルナアーラのCADが出されていたらしく、同誌未購入の自分にとっては'16年9月のホビーショーが初出となります。
発表当時の自分は「出ないのなら作ろうかなどうしようかな」とホビーショーのツイートを見ながらようやく(業者日の)午後にその確認がとれ、「なんで『その他』にするの」と言いながら、お台場からの帰りに破壊イベルタルセットを衝動買いしたりもしたっけ。
発売日が一時12月になったりしてやきもきしたことも。
結果的に、発売日はゲーム「ポケモンサン・ムーン」とほぼ同日(フラゲ可能だった場合同日)となりました。
後にも先にも唯一の「ゲームと同時にポケプラを買える」世代でした(他の世代はずれがあったり発売されなかったり)。

シールはたてがみ、足の裏など。

「ポケプラ史上最高クオリティ」と謳われたのは伊達じゃない。

ポケプラ第三期最初のキット。
キットの特徴としてはとにかく「組みやすさ」に尽きます。
パーツ数はファーストピカチュウ並み、実質ランナー二枚(頭のクリアパーツだけで1枚)ながらダイナミックな組み上げを実現、組み間違え防止機構の完備もあり、これまでのポケプラからさらに前に進んだのだなと感じさせてくれます。
というより、ソルガレオ以降とそれ以前の組みやすさはほぼ別物だと思っています(なお「新アニポケ」はさらに別物)。
休止期間中も「キッズプラモ」は発売され続けていたのですから。



「ずがいこつ」(設定資料集から)。
頭部バイザー部分はクリアパーツを使用。内側の星(ホイルシールで光ります)が輝きます。
鼻は出来れば塗った方が目立たないかな。
たてがみ中央および下側・尻尾が軟質パーツ。
四肢の菱形部分は成形で再現。


この時期は自分もある意味必死でした。
初心者向け製作ガイド・「ポケプラビギナーズ」を書いてみたり、下記ライジングフェーズを作ってみたり・・・出来ることはいろいろやったつもりです。
それがどれだけ届いたかは解らないのだけれど。
ルナアーラも含め写真が多いのはその時のストックです。

完成。前・後ろ。

後ろから見た時のたてがみの肉抜きが若干気になる(軟質素材+複雑形状なので穴埋めできない)以外は完璧でしょう。
ちなみに尻尾も肉抜きされていますが、そちらはシールでの穴埋めです。


可動は四肢・前足の横可動・前足首の引き出し式ボール可動・首・たてがみ・尻尾。
前足横可動はゼルネアスと違い足側に仕込まれています。
のちの改造では(下記)、首部分をボールジョイントに変更、横方向への曲げも可能にしています。


足を開いた図。
「ポケプラでプラモデビューしよう」の一言にふさわしいポケプラとなっているかと思います。
なおたてがみは上下に展開可能、ライジングフェーズは塗装の変更だけで完成できました。
意味深ブリッジは軟質素材の口部分に架かっています。なおこの状態で口は開きません。



箱・再販


同時発売のルナアーラと。双方に意味深ブリッジがあったので「ライジング・フルムーンのセットを出すんだろう」と思っていましたが・・・出ませんでした。
アニメへの登場はいつもの映画ではなく、発売から約1年後(2017年10月)だったから仕方ないのかも。
全体的にルナアーラよりも売れます。幾多の再販を経ても人気は高いまま。


再版は「サン&ムーン」箱以降すべて。

2017年1・3・7・11月、2018年3月・7月再販。
特に11月分はゲーム「ポケモンウルトラサン・ウルトラムーン」の発売、アニメ「ポケモンサン&ムーン」での登場タイミングだったこともあり瞬殺でした。

2018年12月再販分は青バンダイ箱で登場。青バンダイ箱での変更は共通事項のみ。

2019年7月再販分は汎用ロゴ。対象年齢表記も追加されました。STマークについては「18」で青バンダイと変わらず。
2019年11月再販分から新アニポケ箱に。再販は2020年11月、2021年6月。
2021年9月生産分からはおそらく新アニポケ後期箱に。再販は2021年12月。


改造


ソルガレオ・ライジングフェーズ(2017.1)

塗装変更のみでライジングフェーズへの改造が可能。第5回ポケプラコンテストでも散見されました。
こちらは首・口開閉などさらに改造を施したもの。



タガネのポケプラライブラリー~ポケプラ総合まとめサイト~

ポケモンのプラモデル「ポケプラ」のまとめページです。図鑑部分は当該ポケプラ発売後随時更新。

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