【全国図鑑No.0633/0634/0635】
モノズ・目が見えず周りの様子が分からないため手当たり次第にかみつく。
ジヘッド・進化して頭が分裂。２つの頭は仲が悪い。
サザンドラ・頭と両腕の３つの口であらゆるものを喰らい破壊する。
発売日：2012年1月
価格：760円（税抜き）
シール数：33枚（おまけピカチュウ12枚・モノズ1枚・ジヘッド2枚・サザンドラ18枚）
元記事：「タガネのポケプラジャーニー2017」Report25
「ポケプラジャーニーＳＶ」Report38（リコロイ再生産時）
※下は「ＸＹ」箱、警告表記追加で一部削除
イッシュの暴竜、サザンドラ。見たまんまの凶暴そうなポケモンだ。
進化ごとに頭は増え、増えた頭は全てを食らいつくす。足は退化していて、常に空中に浮いている。
強力なのは見た目でも解るね。かのプラズマ団首領・ゲーチスは、このサザンドラをパートナーとして多くのトレーナーを退けたとか。
底面箱。「ベストウイッシュ」箱のみ存在。
発表はキュレムと同様に2011年全日ホビーショー。
いわゆる「初期進化シリーズ」では最後のセット。
おまけピカチュウも含めた４匹構成のセットはこれで最後となります。
しかもアニメには全く関係なく、伝説・幻でもピカチュウでもなく登場（前年の映画には登場）しているという当時としては珍しいポケプラでもあって･･･
「歴代の人気ポケモンを立体化」する再展開後とはまた違った趣です。
同時に、いわゆる600族としての立体化でもあったり？当時はどういう基準で立体化していたのかは実は解らないのだけれど･･･
ランナーは３枚+おまけピカチュウ。
そんな600族の中でも比較的色分け再現は容易。
シール数は上に書いたように多めではありますが、その大半は３つの顔と口によるもの。
４色成形の中にクリアスタンドが詰まっていたりもします。
おまけピカチュウランナー。これが１１匹目。
この後２匹増えます。
シール。紙シールです。
モノズの構造。口からその回りをはめて。
比較的やりやすい方だったのか色分けがうまくできたからなのか、進化シリーズではトップクラスの出来を誇る進化前ポケモン達。
モノズ・ジヘッド。
シールも最小限（模様部分の赤紫）、「目」にあたる部分がないため目シールすらもなし。進化シリーズ特有のモノズの足内側の肉抜きがあったり足裏シールがなかったりもしますがほぼ完璧と言っていいでしょう。
サザンドラになると「口の中」シールなどもあって多少シール量も増えますが、頭部付近の分け方はこのように。
腕はこんな感じ。
シールなしすっぴん。
尻尾のシールは巻き付けるように貼って尻尾パーツごとロックします。
腕（口）の中はいつものように上下シールの隙間が出やすく、さらに可動しないのでぴったり貼るのは至難。
さいわい上下シールは同じ色なので余白などを貼ってみよう。
サザンドラ、完成前後。
常に浮遊しているポケモンなのでポケプラスタンドは必須。尻尾を入れるように固定します。
接続パーツを抜いた後にはいつもの３ミリ穴。
正面から。
この頃まで来ると組み間違えの防止など、現在のポケプラに通ずる機構が発達していきます。
ポケプラアクション：首を左右に回すと腕を左右に突き出すぞ！
当時品と２匹でポケプラアクション。
おまけピカチュウは座ってにっこり。どこかのアニメ公式絵でも見たかな。
クイック!!おすわりピカチュウと一緒に。
再展開後に幾多の強者が発売されたポケプラ。
現在でも約半分は揃ってる通称600族･･･
箱・再販
再版はおそらく「ＸＹ」箱、2014年7月再生産まで。
「ＸＹ」箱では箱に警告表記が追加、底面箱には何も書かれなくなります。
後年、ソルガレオ・ルナアーラ発売時に一時的に置かれたりもしており、初期進化シリーズでは比較的最後まで残った方なのかも。
2024年2月には初期ポケプラ再版のトップバッターとして登場。
箱天面は明らかにいろいろな表記が差し替え。各デザインのピッチ調整、ランナー写真がアニメロゴなどに隠れるため隠し気味に。
箱横（上がＢＷ箱、下がリコロイ箱）。説明書欄も新型に差し替え。
ＸＹ箱との違いは上の紹介パートをどうぞ。
（説明書は外枠がＳＭ以降仕様のグラデーション、内枠の一部がゲンガー以降の再展開共通仕様に。
部品注文カードは消滅。その右下の発売年数表記は「2024.2」に･･･）
ともかく本体以外の仕様はまるっと変更され、ほとんど再発売に近い構成です。
ちなみに、ランナーの発売タグはそのまま読むと2014年2月になってしまいます（これはスイクンなど同時期再版も同様）ですが、ガンダムベース再版の武者シリーズを見る限り'20年代の表記で金型をいじったりはしてないみたい（こちらも同様の処理）･･･
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