No.14 セレクトシリーズ ゼクロム

【全国図鑑No.0644】【タイプ:ドラゴン・でんき】

イッシュ地方の伝説のポケモン。

尻尾に発電機関を持ち、稲妻で世界を焼き尽くすと言われる。

理想の世界を造る人間を補佐し、

映画「ビクティニと白き英雄 レシラム」「同黒き英雄 ゼクロム」では

立場を真逆に変えて登場。


発売日:2010年10月

価格:760円(税抜き)
シール数:16枚

元記事:「タガネのポケプラジャーニー」Report68



イッシュ地方の伝説ポケモン、「黒陰」のゼクロム。
真っ黒な身体に無骨なスタイル。翼と大きくて平たい腕は、まるで翼が4枚あるように見える。
尻尾は通常時は黒い。そのあたり、同じイッシュの伝説ポケモンのレシラムと対を成すんだ。

尻尾は本来巨大な発電機で、パワー解放・「オーバードライブ」で雷の力を宿す。
単体では特別な力は持たないけれど、レシラムと一緒になったりキュレムに吸収合体される事でその力を発揮するんだ。


レシラムと共に、「ベストウイッシュ」最初のポケプラの一つ。レシラムとは当然の同時発売。
レシラムと同様パーツの多さが目を引きます。配色が比較的少ないこともあり色分けはかなりのもの・・・ただし細かい部分や膝、足の裏などレシラムと比較してシール処理は多め。


全て「レシラムと同様」というのもあれではありますが。
Cランナーが通常版のみのランナー。オーバードライブ型では「ゼクロム②」型となり、翼と膝の接続が若干異なります。
この変更ですが、レシラムほどダイナミックに変わりません(下記)。


当時と言えば連動可動のポケプラアクション。アクションユニットを身体の中に埋め込み、主にクランク式の連動を成します。


口の中など貼りにくい場所を除き、中盤までのポケプラは最後にシールを貼る方式でした。


シールを貼る前。


シールを貼って完成。スタンドなし。

腕の黒部分は成形色分け。翼部分は下記オーバードライブ型の関係上シール。


ポケプラアクション:翼を動かすと口を開くぞ!

公式イラストを基準にしつつ、翼を腕ユニットごと動かすことで口を開いたり閉じたり。


他、肘は挟み込み式の横可動。どすこい。
ピンをニッパーで切るとさらに可動範囲を広げられます。


ポケプラは何故か、足の裏の色分けや肉抜きをシールで隠したがります。出来るだけ肉抜き穴が出ないように、設定通りにするこの方式はのちに伝統となります。



箱・再版など


黒英雄セット(オーバードライブ型)と。

尻尾が青クリアパーツになった以外の見分けが付きにくい・・・ですが、翼の黒部分がわずかに増えているのがおわかりでしょうか。

箱バリエーションは「ベストウイッシュ」、「XY」(警告表記追加および底面箱表記削除)、「サン&ムーン」(本レビューではこちらを使用、2016年11月・2017年7月再販分)。
2019年7月には汎用ロゴ箱で再販。対象年齢表記も追加。
2019年11月からは新アニポケ箱に。再展開直前(2021年5~6月)の再版は未検証。2020年12月、2021年6月にも再版。
2021年9月からは新アニポケ後期箱に?2021年12月にも再版。

レシラムとゼクロムだとなぜかゼク>レシらしく、久しく見受けられない状態での再販だった「サン&ムーン」ではかなり厚めに入荷されレシラムが残る結果に。
「サン・ムーン」発売時の全体的な売れ方がソル>ルナだったりすることなど、同時発売された伝説ポケモン・御三家が必ずしも一緒に売れるわけではないことは仕方ない話ですがポケプラ(ひいてはポケモン関連商材?)全体の弱点だったと思っています。どっちもいいキットなんだけれど。


セットはレシラムとのセットでオーバードライブ型の「レシラム&ゼクロムセット」、飛翔ポーズビクティニとのセットでやはりオーバードライブ型の「ビクティニと黒き英雄 ゼクロムセット」。
通常版の翼や足は通常版にしか入っていません。膝部分のわかりにくい違い。



改造


ゼクロムフル可動改修(2011.7。中央)

3作目のフル可動改修。まだまだキットパーツそのままです。



タガネのポケプラライブラリー~ポケプラ総合まとめサイト~

ポケモンのプラモデル「ポケプラ」のまとめページです。図鑑部分は当該ポケプラ発売後随時更新。

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