No.31 セレクトシリーズ 赤いゲノセクト

【全国図鑑No.0649S】

プラズマ団によって復活した古代の虫ポケモン。

背中に大砲を取り付けられており、取り付けたカセットによって攻撃タイプを変え、

高速飛行形態への変形を行うことも可能。

色違いは赤く、3倍…もとい通常のゲノセクトの何倍も素早く動く。

映画「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」主役。

発売日:2013年6月29日

価格:950円(税込み)

元記事:「タガネのポケプラジャーニー」Report22



「赤い」と、みんなは何を思い浮かべるかな?速い?強い?3倍?
・・・ゲノセクトの場合は「色違い」だ。通常カラーは紫色、色違いでは赤く変化する。
各能力は変わらない、ように見えて・・・「神速」の異名を持つ速さだ。高速飛行形態に変形するとさらに際立つね。
全部で5匹生産されたゲノセクトの指揮官的なポジションなのは・・・何処の世界でも変わらないみたいだね?



ガンプラもたしなむ自分としてはどうしても赤いと「赤い彗星」を思い出してしまうのですが・・・赤くて速くてアニメ「サン&ムーン」でも拾ってきた(しかも角まで付けて)からしょうがないね。

さてゲノセクト。2013年の映画「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」で登場した色違い・・・赤い方での登場。ポケプラとしては唯一の色違いキット(これ以外、限定品も含めて再現キットは存在しない)。通常カラーは下記のセット箱で回収されます。
本キットから採用されたのがホイルシール。目などの輝きを再現するとともに、粘着力が大きく向上。色分けをシールに頼らざるを得ないポケプラでは大きな進化点でした。
この後ミュウツーでは紙シール、「XY」から標準装備として採用されます。


4色成形ランナーはもちろんAランナー。クリアのポケプラスタンドに加え、乳白色のクリアパーツを目に使用。

また、Cランナーはポケプラ唯一のABSランナーとなっています。可動に負担がかかる場所に使用される・・・もちろん、高速飛行形態の再現用です。


完成前後。各関節部のほとんどはABS。塗装は推奨されていません。
足裏には穴を塞ぐためのシールがありますが今回は使用していません。


可動は首2箇所、背中、肩のスイング、腕、腿、膝、足首(&テクノバスター)。
全体的にも可動重視に一気にシフトです。
自立は困難なので(不可能ではない)ポケプラスタンドで支えます。


もちろん、有名な体育座りも・・・それはアクアカセットちゃんだった。
カセットは通常色の黄色。他のカセットについてもセット箱で回収されます。


変形行きます。
頭と背中をくっつけ(テクノバスターは変形用に逃がせるようになっている)、上体を起こして、


足を裏返して縮めて90度曲げる。スタンドも体勢を変更し・・・


高速飛行形態の完成。
腕のみ縮まりませんが、間違いなく「変形できるゲノセクトの立体物」としてはベストでしょう。
当時のバンダイの意地を感じるいろいろと「凄い」キットですが、変形させすぎると関節が確実にへたれます。他の多くのポケプラにもある事ですが本キットは特に・・・
当時はまだKPSなんて便利なものはなく、ガンプラでもポリキャップレスにするにはABSしかない時代でした。


箱・再販など


ゲノセクト軍団!・・・この写真を撮った際、組むのは7回目でした。

前年劇場版ロゴあり・ロゴなしと同様、劇場キットでありながら2回(2013年6月・同8月)生産があったようです。箱の変更点はなし。
8月生産分は、現在でも一部のヨドバシカメラ系で見ることができます。当時はそこまで売れ残った気はしなかったのですが。


セット箱は、この後に発売された「赤いゲノセクト&ゲノセクト&ミュウツーセット」
赤ゲノ・ミュウツー(通常版と同仕様)とともに、通常カラーのゲノセクト1匹とカセット4個が追加で付属。
一時期は、むしろこちらの方が残っていた印象もあります。
5匹揃えるのは今ではさすがに厳しいですが、作中通りのゲノセクト軍団を狙ってみるのもいいでしょう。



改造


フル可動改修(2016.4)

変形機構を廃し、単独でのアクションに特化させてみました。



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