No.21 セレクトシリーズ キュレム

【全国図鑑No.0646】【タイプ:こおり・ドラゴン】

失った体を真実と理想で埋めてくれる英雄を待つ

氷の伝説ポケモン。イッシュ地方最強のドラゴンタイプ。

レシラム・ゼクロムを吸収合体(映画では自力)することで

ホワイト・ブラックキュレムに姿を変えることができる。

発売日:2011年12月下旬(24日?)

価格:760円(税抜き)
※2025年再販分から850円(税抜き、税込み935円)に値上げ予定

シール数:4枚(目・肩裏)

元記事:「タガネのポケプラジャーニー」Report38



イッシュ第三の伝説ポケモン、「境界」のキュレム。

極低温の冷気を作り出す氷のドラゴン・・・なんだけれど、その力で自らの身体をも凍らせている。左右非対称の身体が特徴的だ。
翼はあるけれどこちらも凍ってしまっていて、飛べるかどうかは疑問だ(媒体により異なる)。
本来、この翼部分は合体のための「コネクター」なんだよね。そしてその合体対象はレシラムとゼクロム。
自らの欠けた身体を「理想」や「真実」で埋めることを、彼は待ち望んでいるんだ。



イッシュ編第二期、2012年シリーズのスタートとも言える本作。正確には2011年末の発売なのだけれども。
2011年年末にこのキュレムが発売された後、2012年初頭(1月上旬)にはもうサザンドラが発売。ポケプラ史上では類を見ない(同時発売除く)ハイペースでした。


「ベストウイッシュ」底面箱。底面上半分と横面に他ラインナップおよび「色を塗ってみよう!」、底面下半分にプラモデルの作り方を書く方式がここで確立します。


Aランナー。

B・Cランナー。


シールは目及びその付近と肩付近の穴埋めのみ。
4色成形1枚と他二枚で色分けはほぼ完全再現。翼先端・爪はクリアパーツを使用しています。


頭の分け。2パーツに後ろ側・角部分。

左翼の分け。
本来翼の中に入っている黄色部分も再現。
クリアパーツは外れやすいので何か対策を。

すっぴん・・・と言ってもクイック!!くらいの色分けに。



完成、前から。


足の四角穴に直接ポケプラスタンドを接続して固定します。キュレム三形態で微妙に軸位置が異なります。
ポケプラとしては珍しく、地面から見ると足の穴が丸見えで足裏シールもありません(最近だとルカリオ)。

「色を塗ってみよう!」はこの部分のグレー塗装になっています。


後ろから。翼は翼ではないので動きません。
手は若干ながら可動。こちらもクリア成形の爪が美しい。
ただし、前方向への可動は少し苦手です。

横から。クリアパーツを外したところ。黄色い内部まで再現です。

首が長い上前傾姿勢なのでポケプラスタンドがないと立ちません。


ポケプラアクション・身体を起こすとあたりをにらみつけるぞ!

首と足部分の連動。足は縦方向、首は横方向に動きます。



箱・再販


「XY」以降箱と(上)。

一般に、「XY」期のポケプラ再販はこのキュレム以降となっており(ファーストシリーズ2作除く。なのでサザンドラも妙に再販される)、レシラム・ゼクロムよりも再販の回数は上です。もしかしたら「ポケモントレッタ」や「ポケモンガオーレ」で活躍した分も含まれているのかも。
その反面、派生キュレム二種(ブラック・ホワイトキュレム)よりも市場に残ることは多いのでした。

箱は「ベストウイッシュ」・「XY」・「XY&Z」(2016年6月再販分)・「サン&ムーン」(2016年11月・2017年7月再販分)。「XY」以降は警告表記追加でレイアウト変更・・・「ポケプラアクション!」の部分が飛び出してしまっているけれどいいのか。

青バンダイ化後は汎用ロゴ箱(2019年6・8月再販分)、対象年齢表記も追加。


新アニポケ箱は一度再版キャンセルがあったものの(汎用が2回再販だったので在庫があった)・・・2020年5月(6月の可能性もある)に公式出荷リスト記載なしで再版。他と同じ箱で戦線に復帰しました。
その後は2020年11・12月(いろいろと判別しづらい)、2021年6月に再販。
おそらく2021年9月再販分から新アニポケ後期箱に。「XY」以前のポケプラはバーコード面の注意変更のみ。2021年12月にも再販。

2024年8月にはリコロイ箱にアップデート。
・・・その前からバンダイナムコクロスストアでは「2024アニメロゴ」表記だったり。



改造




フル可動改修(2012.2)

首と足のポケプラアクション分離、翼に表情を付けられるように変更。



タガネのポケプラライブラリー~ポケプラ総合まとめサイト~

ポケモンのプラモデル「ポケプラ」のまとめページです。図鑑部分は当該ポケプラ発売後随時更新。

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